「オンタリオ」は先住民イロコワ族の言葉で、「美しい湖(水)」という意味であり、オンタリオ州には湖がおよそ25万箇所、川は10万キロにわたり水に因んだ美しい観光地やアクティビティ。
カヌーをしながらオンタリオの大自然を探索するのはカナダならではの体験です。

オンタリオ州北部は、2つの五大湖ヒューロン湖とスペリオル湖の北方に位置し、深い森に囲まれており、カナダで最も美しい鉄道ツアーの1つアガワ渓谷鉄道やグループオブセブンの風景画をご覧いただけるアルゴマ美術館などがあります。
またヒューロン湖の中心に位置するマニトゥーリン島は、世界最大の淡水島、先住民文化を学び体験することができます。

不朽の名作「赤毛のアン」の舞台として有名なPEIは、2024年に作者モンゴメリの生誕150周年を迎えることで注目を集めています。アンの世界に没入したら、秋の景色の中、サイクリングで島巡りを。
小説で「世界で一番美しい島」と呼ばれる理由を知ることでしょう。この島の本物の「美しさ」を知るために、バラエティに富んだ美食体験は外せません。毎年秋に「フォール・フレーバーズ」が開催され、新鮮なシーフードや農作物などを使った料理ともに各地で収穫を祝います。さらに地元のクッキングスクールや食体験の宿など、豊かな食体験が満載。地元の人々の笑顔とともに持続可能な島の魅力に触れてみましょう。

雄大な山脈とそれを映す湖が広がるカナディアン・ロッキーは、秋になると息を呑むような黄葉の絶景が広がります。
大自然の中でハイキングをし、馬にまたがりゆっくり進んでみましょう。夜には圧巻の星空に包まれ、先住民の物語に耳を傾けましょう。カナダ西部アルバータ州の大自然に抱かれながら深呼吸したとき、その美しさの奥にある、自然の包容力に触れることができます。

カナダ極北のノースウエスト準州は、オーロラベルトの真下に位置し、晴天率が高いことから、オーロラの聖地として知られています。夏が終わり、暗闇が戻ると、秋のオーロラシーズンが始まります。
夜空にゆらめくオーロラが湖面に映る姿は秋ならではの美しさ。極北の先住民の文化や暮らしに触れ、広大な秋景色の大地を歩けば、神秘的なオーロラの奥にある、輝く体験と出会えます。

秋になると燃えるように美しく、ダイナミックな紅葉が広がるメープル街道。その中心となるケベック州各地では、紅葉の美しさの奥にある、深くて物語に満ちた体験を。
秋の絶景に包まれながら、歴史探訪からグルメ体験、アート巡り、自然アクティビティまで、好奇心の赴くまま旅をしましょう。

秋色に染まるカナダ東部のノバ・スコシア州は、歴史探訪、史跡巡りに最高の場所。「ノバスコシア」とは新しいスコットランドという意味で、ケルト文化が息づいています。州都ハリファックスでは、イギリス統治時代の歴史やタイタニックの悲劇の物語に触れ、知的好奇心を刺激しましょう。海岸線に美しい灯台が点在するライトハウスルートを辿れば、紅葉の景色の奥にある、小さなコミュニティの物語と出会えます。

カナダ最東端のニューファンドランド&ラブラドール州は、多様な冒険を体験できる場所。毎年9月と10月になると、秋の太陽が魅惑的な光を作り出し、大地は豊かな色彩になり、深く吸い込むような土の香りに誘われます。入植の歴史を学び、太古の地球を体感し、コミュニティに触れてアートな感性を刺激する。他にはない"カラフル"な冒険を通して、偉大な地球と偉人たちのロマンを知れば、冒険心と好奇心が加速します。

19世紀後半のゴールドラッシュの物語と真っ赤なツンドラ紅葉の絶景。ひと足早く、8月下旬から秋の気配になるユーコン準州では、他とはひと味違う秋の体験を楽しむことができます。今も当時の面影を残す街並みドーソンシティで文化に触れ、秋色に染まった自然の中を進めば、一攫千金を夢見た開拓者たちの魂を感じられるでしょう。